格闘技全般に言えることですが、
同じパターンの試合展開は、観戦する人(ファン)をガッカリさせます。
基本的な技を身につけただけでは、試合展開に限界があります。
得意技一本やりでも、相手に研究されて阻止される可能性が大きいです。
観客はなにも突飛なこと、スリリングなことをしてほしいわけではありません。
躍動感のある試合展開が見たいのです。
選手自身も、そんなプレーを望んでいるに違いありません。
それなのに組み手争いに終始したり、ワンパターンを繰り返しすのはなぜでしょうか?
それは、瞬時に使える技が少ないからです。
「技のデパート」という表現がありますね。
デパートということは、「すぐ使える、売り物になるものが豊富にある」ということです。
決して「在庫にあったのは知っているが、死蔵している」ではありません。
「相手がこう来たら、その力を利用してこう攻める」という頭の回転と、
あっという間に動いて、自然にワザに入れる身体能力、
このコンビネーションがうまくなければ、やはり宝の持ち腐れとなってしまいます。
技術が時代とともに変化するのは世の常ですが、
使われることがなければ、伝える人もなくなり、いつの間にか廃れていくでしょう。
せっかく開発され体系化されたものも、幻となって消えてしまうのです。
小柄な者が大きい相手に勝利するには、体力差・体重差を超える技が必要です。
他人が知らない技・やらない技こそ、進んで実践する必要があります。
しかし残念ながら、指導する側も「自分が使える数種類のワザしか伝えられない」のです。
本やDVDを眺めても、実際にやってみなければチカラ加減がわからず、何も身に付きません。
では、どうすべきでしょうか?
練習相手が嫌がる「投げ技、固め技」は、どのように練習すべきなのでしょう?

【答え】この柔道(柔術)練習人形を使う!
一般的な対人練習ではできないことも、この柔道練習人形ならヘッチャラです。
人をケガさせる心配がありません。
この人形は関節可動域が忠実に再現されており、納得のいく練習ができるのです。
さらに危険技の解説には特に役立ちます。
反則を取られないためにも、禁止技を周知徹底する必要があります。
「なぜこれが禁止技なのか?」を説明する必需品でもあります。
弊社のヒューマンドール®は、ダミー人形としても高く評価されています。
崩れ落ちる姿・倒れこむ姿がリアルで、思わず息を飲むほどなのです。
学生たちは、衝撃的なシーンを目の当たりにでき、意味がよく理解できるとのことでした。
これはもう柔道における事故防止に欠かせない教材といえるでしょう。
豊富な技を身につけるとともに、スポーツ障害の予防にも、大いにお役立てください。