リアル介護練習人形の特長② 自立
さて2つ目は自立についてのお話です。
二足歩行できる人体構造は、「伸び切る」「角度を変えて曲がる」という
相反する運動能力を持っています。
「立つ」と「曲がる」は、相反する機能です。
これが両立できる人間の身体というのは、よくできていますね。
しかし膝関節・股関節が柔らかい赤ちゃんは、つかまり立ちさえできません。



たっち・あんよができるまでには、骨や筋肉の成長と、
本人の体重移動の意志が必要なのです。
大きくなれば自立・二足歩行できることが普通だと思っていますが、
寝返り・おすわり・ハイハイ・たっち・あんよは、成長の証です。
これらの写真はすべてわが社のヒューマンドール®です。



下から支えられている立ち姿のマネキンはたくさんありますが、
支えなしに直立する等身大人形は今までありませんでした。
しかもヒューマンドール®は、すべての関節部分が正しい範囲で動くのです。
「立つ」と「曲がる」、相反する機能を持ち合わせた人形なのです。
「自立する人形は初めて見ました!」
普段から看護練習人形を見慣れている先生・学生さんたちも
その様子にビックリされます。
この等身大【自立型】リアル介護練習人形は、
リカちゃん人形を巨大化したものとは違います。
中は空洞ではありません。
よく「この人形はなにで出来ているのですか?」と聞かれますが、
企業秘密です(笑)
というのは冗談ですが、もちろん安全な材料でできています。
ヒューマンドール®の自立度についてですが、目的によって変わってきます。
立ち技練習に使う柔道練習人形が一番自立度が高くなります。
ダミー人形も同様に自立度が高いです。


次に寝技を主に練習したい一人向けの柔術・格闘技練習人形。


その次は寄り添い歩行訓練の練習もできるリハビリ実習人形。
その名もあゆむくん・あゆみちゃんです。
体位変換・車椅子移乗の練習ももちろんできます。


一番自立度が低いのがリアル介護練習人形。
正確なポジショニングができるゆるりくん・ゆるりちゃんです。
車椅子移乗の際、一旦人形を立たせることもできます。


それぞれの特長をお分かり頂けたでしょうか?
あなたの使用目的に合わせてお選びください。